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思いを伝える

感情が乗る声乗らない声

歌声に感情を乗せる

思いを伝える
「感情をもっと込めて!!」とか「もっと伝わるように!!」とか。
歌っているとよくこのようなことを求められませんか?
いやいや、十分やっているつもりだけれど・・・。という方。
気持ちだけ一生懸命入れ込んでも空回りしてしまうだけかも・・・。
今日は、声に感情表現を乗せる方法を考えていきましょう。

目次

  1. 気持ちが伝わる声と伝わらない声がある
  2. 思いを伝えることの出来る声を手に入れるためのa.b.c
  3. 感情的にならない方が伝わる時もある
  4. まとめ

気持ちが伝わる声と伝わらない声がある

歌う時にも話す時にも「心からそう思っているんだ」という事が伝わる声と、無機質で感情が伝わってこない声があります。
すっごく情熱的な「愛してる!!」というラブソングを歌っているのに、なんだか「愛している感」が伝わってこない・・・。とか、他の人が歌うととっても素敵な曲に聞こえるのに別の人が歌となんだか薄っぺらい曲に聞こえちゃう・・・。などなど。
感情を伝える手段としての歌があるのに、これでは本末転倒。

思いを伝えることの出来る声を手に入れるためのa.b.c

声色

a.声質-パーソナルな部分に訴えかける

まずは声質。あるいは声色とでもいいましょうか。例えば子供の機嫌を取ろうとするときに出すような猫なで声。気のある異性の気をひくために自然と出る、女性ならば「普段より少し高め」男性ならば「普段より少し渋め」の声(笑)
こういうのは、伝える相手が目の前にいるから自然と出てくるものですよね。対象人物に直接向かって声を伝えている状態です。
でも、歌を歌う時、結婚式で花嫁さんのために新郎が歌をプレゼント!!みたいな場合は除きますよ。そういう場合以外、対象人物は本当には目の前にはいませんよね。舞台上で歌っている場合、相手役がいてもそれはあくまで相手「役」であって、相手ではありません。
舞台で、あるいはレッスンでも、歌を歌う時に対象人物を目の前に本気で描けるかどうか、という事が大事になってきます。
よくアイドル歌手さんなんかが「日本じゅうのみんなに届くように歌います!」とか言ってますけれど、あれでは届くものも届かなくなっちゃう。歌はやはり、パーソナルな部分に届いてこそ、人の心を揺さぶる感動をもたらすのです。それはラブソングに限った事ではなく、童謡でも唱歌でも同じことです。
「あなたは、誰に、その感情を伝えたいのですか?」
この問いかけを自分自身にしてから、歌ってみましょう。
その人と話すとき、あなたのはどんな風に話しかけますか?どんな声が思わず出てしまうでしょうか?そんな細かなことも考えることができるとBestですね。

b.抑揚-感情の起伏に沿って出る調子

声色と少し似ているのが、抑揚。優しい声で囁いたり、大きな声で説得したり。感情の起伏に伴って変化する声の調子。主に強弱のことをいうことが多いですが。
これも日常生活の会話の中では割と自然にて来ていることです。じっくり観察してみて、どんな風に普段自分は話すのか。この役ならばどんな風に話すだろうか・・・。しっかり考えてから歌を組み立てていくことが大事です。

c.発声の深さ-内面から湧き出る感情表現

よく感じることですが、浅い発声の歌やセリフを聞いているとなかなか感情が見えてこない。肉感的でないというか、それこそ無機質に感じます。ロボットが喋っているみたいな感じです。
人間にあって機械にないもの。(最近は機械にもあったりしますが)それが発声の深さです。体の奥底、内面から発せられる声。口先だけ、喉だけで作らない、体全体から生まれ出てくる声。これこそが、歌による感情表現の原点です。

感情的にならない方が伝わる時もある

暗雲
全てを肉感的に深い発声で行うと損なわれてしまうものもあります。それは奥に秘めた感情や、狂気の淵にいる危うさを表現する際の、チラチラと透けて見える感情を隠そうとする時。
例えば、笑いながら「あなたのこと大嫌い」と言われると、なんだかゾッとしますよね。
抑揚のないロボットが「あなたを愛しています」と繰り返し言うと、不気味さを感じます。
こういう、なんだかちぐはぐな違和感を感じるからこそ沸き起こる、恐怖や空恐ろしさ。こういうものを狙って表現する場合は、あえて深くない無機質な発声で表現するのも、もちろん効果的です。

まとめ

声は表現方法の一つ。表現したいのだから伝わらないと意味がありません。
「あなたは、誰に、何を伝えたいですか?」
一言発する前、曲を歌い始める前に、ふと立ち止まって、しっかりと考えてみてください。
ずっと変わった発声方法や表現方法が見つかるかもしれませんよ。

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