腹式呼吸の簡単な練習方法3ステップ
viva陰ヨガ
最近,陰ヨガにはまっています。DVDみながら自分でやるウチヨガなんですけど。なんでもっと早くに始めなかったかなぁ・・・!と後悔するくらい、体のラインに効果が現れてきてビックリです。本当にもっと早くに始めていれば良かった!!
さて、ヨガといえばぼんやりと深く呼吸を吸う事が大切なんだよなぁ・・・位の事は知っていた私。
皆さんも目を瞑って深く呼吸をしているシーンを思い浮かべる事が出来るのではないですか?
陰ヨガはヨガの中でも特に深い呼吸、リラックスした呼吸を重要視しているようです。
深い呼吸,リラックスした呼吸・・・。つまりは腹式呼吸の事なんですね。
腹式呼吸は歌でも大事!!
本業の声楽のほうでも腹式呼吸は本当に大切です。
今まで、たくさんの生徒さんがもっと上手に歌えるようになりたいとレッスンに通ってきてくれましたが、体験レッスン時にいつも最初に気づくのは呼吸をうまく行えていない人が多いという事。
私の経験上、高音で歌う事に苦労している人、上手くきれいな声を出せずに困っている人は、ほとんどの人が「歌う事」に集中してしまうがあまりに、声を出す為の初歩であるのど元(ざっくり言うと声帯)をリラックスさせるという事が出来なくなっているように思います。
理論上は声帯をリラックスさせてあげる事が伸びやかで魅力的な声を出す為の大切な第一歩です。
そして、声帯をリラックスさせて声を出すという事において最も重要なカギを握るのが腹式呼吸なんです。
3ステップで簡単に出来る!家で腹式呼吸を練習する方法
今日は腹式呼吸の自主練習のやり方をお伝えしようと思います。この記事を読む事であなたは無理なくリラックスした声帯、歌う為に必要な体の使い方、そして正しい腹式呼吸を知る事が出来ます。
腹式呼吸の1.2.3
腹式呼吸を自分で体感しながら行う方法は簡単。3ステップで出来ちゃいます。
ステップ1
まず、椅子に軽く腰掛けてください。深く座ってしまってはいけません。浅く腰掛けてください。
ステップ2
そのまま両膝と両肘を合わせるようにして手を組みその上に顎を乗せて、背中を丸めるようにします。ロダンの考える人の両手バージョンですね。
ステップ3
そのままの状態で鼻から息を吸って口から吐きます。
これだけです。簡単でしょう?
ステップ1で体の緊張を解いてリラックスした状態にしています。人間は立っているだけでバランスをとるために多くの筋肉を使っています。それを座る事に寄って筋肉の一つ一つから力を抜ける状態にしてリラックスできるように導きます。
ステップ2で肘と膝をくっつけて手を組み顎を乗せる事によって、肩が上がらないようにホールドしています。これで胸に息が入りにくくなり、正しい腹式呼吸がやりやすくなります。
ステップ3で体を先につくってキープしたまま呼吸してみます。これでリラックスした腹式呼吸がどんなものか実感できます。
体勢から体感する
体験レッスンにいらっしゃる方々を見ていると、呼吸,声帯の広げ方、体のリラックスの仕方がバラバラな方が多かったのです。
声帯(のど元)をひらくにはリラックスした腹式呼吸が必要になってきます。体の使い方がバラバラで繋がっていないと最初の声を出すときの体作りの段階でつまずいてしまいます。
ですから、強制的に体が繋がる体勢をとって頂きました。こうすることで無理な区リラックスした腹式呼吸が出来ます。
まずは1分間で大丈夫です。簡単に腹式呼吸が出来る上記の方法を実践してみてください♪