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ファントム、クリスティーヌ

ファントムがいっぱい!

ファントムがいっぱい!!

ファントム、クリスティーヌ

ミュージカル化される作品は数多いですけれど、こんなにたくさんの作家から作品化された演目も珍しいのではないかな・・・?と思うのが、「オペラ座の怪人」
アンドリュー・ロイド・ウェバーの作曲が一番ポピュラーかな、と思うのですが、他にもケン・ヒル版やアーサー・コピット&イェストン版(ファントム)があります。
映画化は幾度となくされていますし、視覚的にも聴覚的にも、想像力をかき立てる作品なのかなぁなどと思う今日この頃。原作はガストン・ルルーの疑似ノンフィクション形式で書かれた小説です。実際にルルーはパリのオペラ座で綿密な取材を行っていて、それを元に書かれた作品は虚実が入り交じった魅力的な作品になっています。そもそも舞台がオペラ座、ヒロインはプリマドンナの素質を持った魅力的な少女。そして、ヒロインの婚約者の子爵に、オペラ座を取り仕切る支配人や現プリマドンナ。何よりも醜悪な外見とオペラ座の地下深くにひっそりと巣食って長い間オペラ座を裏から支配してきて、不遇なヒロインに恋をしていまう主人公ファントム・・・。これだけの魅力的な要素が詰まっていたら、それは舞台化したいだろうとも!と納得せずにはいられない、そんな魅力的な作品です。

ファントムを愛せる?

バラの花束

しかし、アレですね。「美女と野獣」のように、外見が恐れられている主人公の内面に惹かれてハッピーエンドみたいな作品は多いですけれど、「オペラ座の怪人」は両者が惹かれ合うものの、実際の仮面の下の素顔をみるとヒロインがひるんでしまうあたり、ちょっと現実的っぽくていっそうファントムが哀れになっちゃいます。まあファントムが暴走し過ぎなので、「美女と野獣」と比べてしまうとダメかもしませんが。
舞台がオペラ座なので、ミュージカル化された作品はどれもクラシカルな曲調になっています。ロイドウェーバーに至っては「オペラ座の怪人」で自分はオペラを作曲したと言い切っているほど。なので、より高い声楽技術と、高度な発声方法が求められる作品です。
いろいろな役者さんの「オペラ座の怪人」を見比べてみるのも面白いかもしれませんね!

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