オーディションにはセリフ試験もある
今日は、オーディションを受ける生徒さんのセリフレッスンでした。
多くのミュージカルオーディションには書類審査の時に音源審査を並行して行います。その時に歌唱とセリフを録音した音源を提出するのです。
トーン音楽教室は声楽教室中心の教室ですので、セリフレッスンを通常レッスンとして行うことは今はしていませんが、オーディション対策としては行っています。
今日はそんなセリフレッスンの日。まずは生徒さんにどの役を受けるか、もしくはアンサンブルかクワイアかなどのオーディションで受ける役どころを確認します。どの役を狙うか、どのポジションで出願するかによってレッスンのポイントも変わってくるそうです。
レッスンの様子
それでは、レッスン開始。
最初にまず、生徒さんに練習してきた通りにセリフを言ってもらいます。
少し緊張気味の生徒さん。ドキドキですね。
最初の注意点は、セリフを「読む」ではなくて、「自分の中から生まれてきた言葉にする」ということ。セリフを自分の感情にするということですね。
そして言葉の方向性を考えます。
セリフを言って不自然にならないようにイントネーションなども細かく見ていきます。
並行にまっすぐ放つ言葉なのか。下へ流した方が自然になるのか。。。などなど。
よくわからなくなってきたら、セリフをより自然に自分が話す言葉に置き換えてみたりして、練習してみます。感情の流れが発見できて見違えるように良くなってきました!!
声の高低なども考えていきながら、最後は受験するオーディションの団体の特徴やクセを考えて、それらをセリフに落とし込んでいきます。ここでもまたセリフが別物のようになっていきます。団体によって一つのセリフがこんなにも変化するんですね。
オーディションを受ける生徒さんは多いですが、セリフレッスンまでフォローできる体制が整ってきたのでは最近です。是非是非、沢山の生徒さんにこの特別レッスンを受けていただいて、万全の体制でオーディションに臨んでいただきたいです!
レッスンを受ける前と受けてからとでは大違い!
ミュージカルオーディションに挑戦してみようかな、とお考えの方。
ぜひトーン音楽教室の声楽レッスンを受講してみてくださいね!
お申し込みの際にミュージカルオーディション希望と書いていただければ、専門の講師をご紹介いたします♪