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音大受験に必要な教科
ソルフェージュ「聴音」
聴音とは
ピアノ演奏、あるいは音源で流れる単旋律(メロディー)、2声(複旋律)、4声(和音)などを耳で聴き取り、それを正しく楽譜に記譜していく作業の事を言います。
最初に「ハ長調(C-dur)、4分の4拍子、8小節」というふうに基本的な情報が与えられます。それを元に生徒さんは5線譜の上に譜表記号、拍子記号、調号、小節割を書き入れます。
それから、ほとんどの場合が主和音を与えられ、下記のように演奏が始まります。
1. 通奏(最初から最後まで通して演奏)
2. 間(40秒ほど)
3. 3回ほど繰り返して最初の4小節(20秒間隔)
4. 通奏
5. 3回ほど繰り返して後半の4小節
6. 通奏(終わった後、1分弱見直しの時間)
※和音聴音は一気に8小節、15秒間隔ほどで6回くらい弾くのが一般的です。
この演奏が行われている間に、生徒さんは、5線譜の上に楽譜を完成させないといけません。
正しく音程や、リズムを聴き取る能力、正しく記譜する能力が必要になってきます。
よく絶対音感があると有利だと言われますが、絶対音感があってもリズムを正しく把握する能力がなければいけませんし、逆に絶対音感がなくても音感もリズム感も後から養っていくことができます。
下記リンクをクリックすると、聴音の初級編から1問、音声問題(MP3音源)がダウンロードされます。
↓
◆音源(MP3)
聴音1声ー初級編 (325 ダウンロード )
◆答え(png)
初級編聴音1声no1-PDF (333 ダウンロード )
作曲:日下部進治
Copyright holders:A.L.R Co., Ltd.
ソルフェージュ「視唱」
視唱とは
視唱には、新曲視唱と視唱があります。
新曲視唱は、その場で渡された初見の楽譜を1分ほどの時間を与えられ黙読します。
その後、主和音と歌い出しの音が与えられて歌う、というのが一般的です。
新曲視唱でない視唱は、あらかじめ課題となる楽譜が与えられた状態なので初見で歌うというわけではなくなりますが、正しい音価で歌わなくていけないことに変わりはありません。また、ブレスの場所や強弱など、記譜されている情報を全て歌で表現することが求められます。
楽典
楽典とは
楽典とは、音楽理論の事です。主にクラシック音楽の理論を学ぶことになります。
この曲は何調で書かれていますか?
この音とこの音は何度離れていますか?
などの基本的なことから
イ短調(a-moll)の曲をハ短調(c-moll)に移調しなさい
この調の下属調の平行調の主和音を答えなさい
などの楽器を弾いているだけでは意識することの難しい、理論的なことを学んでいきます。
副科ピアノ
副科ピアノとは
ピアノを弾く能力は、ピアノ科でなくても、すべての楽器を学ぶ上で必要な能力とされています。ほとんど全ての学科、学部において副科ピアノは必須になります。音大受験コースでは、志望校に合わせて曲やレベルを選び、合格に必要なレベルまでピアノが弾けるようにレッスンしていきます。