クラシック声楽 | 池袋 練馬桜台 大塚 トーン声楽音楽教室 【歌・ボイトレ】 - Part 4 ( 4 )

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オペラの背景
セリアのアリアもブッファのアリアもそれぞれに難しいのですが、どちらも世界感やキャラクターをどれくらい理解しているか、がキーになってくるようです。ただただ歌って技術的にあーだこーだ言うより、このキャラクターの性格、背景を考えてもらうと歌が変わります。
モーツァルトのいたずら娘
今日のレッスンはモーツァルトづくし♪「魔笛」からパミーナのアリア、「コジ・ファン・トゥッテ」からデスピーナのアリア。魔笛のアリアは深く深く嘆きのそこにあるパミーナが歌うアリアですので、もちろん深く暗い発声が必要になるのですが、ベッリーニなどロマン派以降の作曲家のアリアの音形のように嘆きの嗚咽がそのままカデンツァになって...
ドニゼッティ
今日は、ドニゼッティの歌曲のレッスン。ドニゼッティはイタリア人ですが、今日レッスンした曲はヴィクトル・ユーゴーが作詞したフランス語の歌曲です。フランス語の歌曲をレッスンするのは久々ですが、相変わらず美しい響き♪流れるような深い母音と子音の羅列は、独特の世界感を生みます。 その流れるような世界感を崩さないために、発声にも...
ドニゼッティのリタ
キラキラしたピアノのトリルから、リンリンと鈴の音を鳴らすように高らかな声でレチタティーヴォが始まります。「私の清潔で愛らしい宿!!」宿を切り盛りしているリタが自分の宿を自画自賛しながら始まるこの曲は、だんだんとリタ自身の処世術、男の操り方、旦那の選び方・・・などなどに及び、強気で調子者のリタの明るい性格が前面に押し出さ...
モーツアルト
今日のレッスンはドンジョバンニのオペラから「ぶってよマゼット」。なんだかすごい邦題ですけれど、オペラのアリアは通しのスコアには基本的に番号で記載されているものですので(アリアNo.10など)題名はついていないのです。アリアだけを抜き出して演奏する場合、便宜上曲名が必要なので、ほとんどのアリアの曲名は歌い出しの歌詞がその...