ボイストレーニング, ミュージカル, ...

発声の変化の実感

発声の第一歩

いろいろな音色

今日はこの間入会されたばかり、2回目のレッスンの生徒さんのレッスンでした。もともとクセがない歌い方で高音まで出す事が出来る方でしたので、思い切って今日はよりクラシカルな発声に寄せたミュージカル曲のレッスンをしました。まずは喉の調子が良い事を確認して、いつもより入念な発声練習。細かく身体の使い方筋肉の動きを注視しながら、声に筋肉の動きや自身の体重を乗せていく感覚をしっかり覚えてもらいました。身体を使うと言っても、ただただ一生懸命に筋肉や重心を意識しただけでは声にその作用は現れて来ません。まずはしっかりと自分の身体を楽器にするために、横隔膜の中にまで声を落としていくイメージで声を落としていく事。そうやって初めて声帯以外の外部の筋肉の作用がしっかりと声に現れてきます。身体は一生懸命ふらふらになるまで頑張っているに、頑張り損だったらもったいないですもんね。

裏声?地声?ミックスボイス?

鮮やか!

声に体重や筋肉の動きが乗るようになってきたら、出てくる自分自身の声に生徒さんもビックリ。音色が変わるという体験じたいが初めてだったようで、自分の声がどんどん変わっていくのに驚いている様子でした!
歌を習い始めたばかりの人は、裏声、地声という枠に結構こりかたまった印象を持っていて。特にミュージカルをやりたいという方は裏声になる事を極端に嫌う方もいらっしゃるのですが、裏声と一言で括ってしまえないほど裏声の歌い方や使い方はいろいろあります。そして、裏声も地声(というか表声)も鍛錬することによってどんどんと変化していくのです。強い裏声を手にする事ができれば、地声に固執していた方も、憑き物が落ちたように「こんな感覚でこんな声を出す事が出来るのか」とビックリされます。声帯を少し絞りながら喉の奥を空けていくような、表声と裏声を混ぜたミックスボイスは耳で聴けば表声のような感覚ですから、実際歌うとなるとよくわからないと言う方も多いのですが、まずは裏声を鍛えてあげる事が、ミックスボイスを手に入れる近道だと私は考えています♪
まずは身体や声帯をどう使えばどういう声が出るのか。それを実感することから始めて行きましょう!

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