練馬桜台トーン音楽教室

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ボイストレーニング

声を出す仕組みと身体の繋がり

喉以外の体の部分がどんな働きをしているか考えた事がありますか?

声を出してみる、歌ってみる、喋ってみるという時、喉以外の体の部分がどんな働きをしているか考えた事がありますか?

声イコール喉、声帯という考え方に囚われてしまって、声と身体の関係を改まって考える事がない方がほとんどだと思います。けれど、声は身体と密接に結びついています。

例えば、歌っているとすぐに声が枯れてしまう。大きな声を出すことができない。高い声が出ない。低い声が出ない。などなど。

自分の思い通りに声を出すことができたらどんなにいいだろう?と思うこと、ありますよね?

実際は、自分の思い通りに声を出すことができる人はほんの一握りです。

そして、そういう人たちは、体の仕組みや作りをしっかり理解して、それをイメージ通りに使うことができるのです。

本記事の内容

この記事では、声を出すということと身体の作りがどのように関係しているのかをいくつかピックアップして解説していきます。 この記事を読めば、声を出すということと身体の作りや動きがいかに密接に繋がっていうるのかということを理解することができるようになります。

私自身、音楽大学に在籍している時から身体の使い方が大事だとは感じていたのですが、イメージ通りに身体を使うことができず、悩んだ時期がありました。それは音楽大学院を卒業してからも解決せず、やっと糸口を掴んだ!と思ったのは、ここ数年のことです。

声と身体という切っても切れない関係をなんとなくのイメージではなく、しっかりとロジスティックに学んで行くことで、どうやって声が響いているのか、どうやって共鳴腔に当てるのか、どうやって息を深く吸って効率的に使っていくのか・・・などなどの疑問の答えを得ることができました。本当に目から鱗が落ちるような体験でした。

目次

  • 1声を出す仕組み

    • 1-1)声帯はどこにある?
    • 1-2)声帯はどう動く?
    • 2身体を使うのはなぜ?~息を運ぶ、息を支える〜

    • 3息を吸う仕組み

      • 3-1)肺の大きさ知ってますか?
      • 3-2)体が歪んでいると息が吸えない!!
      • 4足が支える呼吸のバランス

      • 4-1骨盤〜仙骨・背骨・首・頭までの流れ
      • 1声を出す仕組み

        1-1声帯ってどこにある?

        声を出す仕組みってなんとなくわかりますでしょうか?

        よく声楽やボイストレーニングのサイトで声帯の作りというような下記のような図解を見かけることがあると思います。

        声帯周り

        この声帯周りの筋肉や共鳴腔の場所の把握はとても大事です。専門的な言葉は覚えなくてもいいですが、喉周り、鼻周り、そしておでこの部分にはこれだけ発声に関するポイントがあるのだということは知っておいた方が良いです。この「場所を認知する」ということは、歌を練習していく上でとても大切です。筋トレをするときも、鍛えている筋肉を意識しながらやるのと意識しないでやるのとでは大きく違いますよね。歌っているときも同じです。どこに響いているのか、口腔内がどうなっているのか、咽頭共鳴が強いのか鼻腔共鳴が強いのか、どこから息が流れてきているのか・・・などの細かい差異を自分自身で確認しながら声の響き方を確認していきます。

        1-2声帯はどう動く?

        基本的に、この声帯から上部の使い方は、響きをいかに作っていくかに繋がってきます。声帯が喉から喉奥方向に向かってピンっと張った状態だと高い声が出ますし、逆にこの喉奥方向への緊張を緩めてあげると低い声が出やすくなります。

        また、声帯の2つある弁が高速で擦れると高音が出ますし、低速だと低音になります。そして、この弁がぴったりくっついているとツヤがあったり強い声だったりが出ますし、少し隙間が空いていると息の混じった声やウィスパーボイスになります。

        声帯

        身体を使うのはなぜ?~息を運ぶ、息を支える〜

        さて、声帯より上のこと(共鳴腔)についてはまた次の機会にお話しするとして、今回中心的に話していきたいのは、その声帯に至るまでの声を作るための身体の使い方です。具体的にいうと、どのようにして息を運ぶのか、どのようにして息を支えるのか、ということです。

        ある程度の期間、声に関係する仕事やレッスンを受けてきた方ならわかると思うのですが、声は声帯だけで支えるものではないですよね?声帯だけを頼った発声だとすぐに喉を壊してしまいます。ですから、ボイストレーナーや声楽講師たちは皆口を揃えて、「お腹を使って!」とか「丹田で支えて!」とか言う訳です。

        この丹田で支えるとかお腹を使うと言う感覚がとても掴みづらい。

        自分では目一杯使っているつもりでも、「まだまだー!」とか言われたりします。「どうすればいいの??」っと迷子になってしまいそうになりますが、これも自分の身体をよくわかってないから起こることなのです。

        丹田で支える。お腹を使う。

        これって両方とも、筋肉が関係してきます。そして筋肉が関係してくるということは、その筋肉を効果的に使うために骨格も正しい位置に持って行ってあげなくてはけないということです。

        なぜ骨格?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、筋肉は骨格が正しい方向を向いていないと効果的に使えないどころか、変な形で発達していってしまいます。歌を歌うための筋肉を効果的に作っていこうとするなら、まずは骨格を意識するところから始めないといけないのです。

        3息を吸う仕組み

        3-1肺の大きさ知ってますか?

        さて、骨格の話をする前に。あなたは自分の肺がどのくらいの大きさか知っていますか?胸から肋骨のあたりまで?考えたこともなかった??

        実は肺って結構大きいんです。

        肺の大きさ

        鎖骨の上まで肺がきているなんて初めて知ったと言う方も多いのではないでしょうか?

        肺はもちろん、呼吸を司る器官。これだけ大きな器官なのですから、たっぷり息を吸えるはずですよね。ところが、呼吸をうまく吸えない、という相談をよく生徒さんから受けます。

        かく言う私も、呼吸がうまくできなくて悩んでいた一人です。歌を歌うときもそうなのですが、日常生活にも支障をきたすレベルでした。なので、長い曲を歌うときなんか、最後の方は息切れ寸前。体力ゲージが0になるような体の使い方で歌っていました。

        そうなのです。呼吸をうまく吸えないと、余分な体力を使ってしまい、それがまた呼吸を吸えなくする要因になるという悪循環が起こるのです。

        この呼吸をうまく循環させるというのは、歌い手や声を仕事にする者にとって、とっても大事なことであると同時に、ものすごく奥が深くて難しい技術です。けれど、この技術が身につかないと、自分の身体を思い通りに使い、思った通りの声を出すというところにたどり着く事は出来ません。

        3-2体が歪んでいると息が吸えない!!

        体が歪んでいると息が吸えない!!

        なぜ呼吸がうまく吸えないのか?なぜ呼吸がうまく吐けないのか。

        これは、人それぞれに要因はあるのですが、一番多く、そして一番改善しやすいところからあげていけば理由は一つ。ズバリ「姿勢」です。

        現代人はとにかく、腰回りや背中から肩周り、首にかけての姿勢が大きく歪んでいます。それだけで、呼吸を吸ったり吐いたりすることが格段に難しくなっているのです。猫背であったり、反り腰であったり、肩が内側に巻き込まれていたり。一見するとそんなに歪んでいるように見えない方でも、どこかしら身体に歪みはあります。そして、その歪みが肺の可動領域を狭めてしまい、息を大きく吸えない要因になっているのです。

        上体が綺麗にセッティングされていないと、肺をガードしている肋骨がうまく開きません。肋骨がうまく開かないと肺が動けず、結果として息を大きく吸えなくなるのです。では、胸を張るようにして肋骨を広げればいいのかというと、そう簡単な話でもありません。もちろん身体が内側に入り込んだ状態よりは息は吸えるようになるでしょうが、今度は肋骨の開きすぎによる腹筋周りの緩みが起き、息をうまく支えられなくなります。

        全てはバランスの問題。バランスが大切なのです。

        4足が支える呼吸のバランス

        バランスが大切

        4-1骨盤〜仙骨・背骨・首・頭までの流れ

        上体を綺麗にセッティングするためには肋骨の歪みや背骨の歪みを直すことが大切です。ですが、その上体の歪みに深く関係してくるのが、今度は下半身の歪みなのです。

        最近よく「骨盤矯正」という言葉を聞くようになりましたが、出産を終えた女性だけでなく、男性も出産未経験の女性でも骨盤は歪んでいます。これは内臓が左右均等でないということも理由にありますが、体の動かし方や、荷物をいつもどちらか偏った方に持っているなど、日常生活でのクセが蓄積していった結果です。

        そして、骨盤がゆがんでいるという事は、その骨盤につながる足の骨格もゆがんでいることになります。

        4-2足の裏が使えていないと内転筋がつかえない〜重心をおろすことができない

        「足」というのは、体を支える最初の場所でもありますよね。立った時に地面に接している部分は足なのですから。この足がゆがんでいると、立った時に地面から伝わる力を上手に上半身に繋げることができないのです。

        高音を出す時などに、「お腹を使って下半身を踏ん張る」というような体の使い方を指示されることがあります。この時に、まず肋骨がうまく広がってないとお腹を使うだけの息を吸うことができません。そして、肋骨下部の腹斜筋を引き締めることができていないと、下半身と上半身をつなぐことができません。この腹斜筋を上手に引き締めるためには骨盤がゆがんでいると難しいのです。

        下半身を踏ん張るためには地面からの力を内腿にある内転筋にうまく反射させて坐骨とつなげていくことが必要になってきます。そして、骨盤をしっかりと立てるためには足が内側に入ったり外側に逸れたりしていてはうまく行きません。骨盤の中の仙骨をまっすぐに上部へ引き上げる力、そして、しっかりと坐骨とヒザ、かかとの内側がつながっていないと、「お腹を使って下半身を踏ん張る」というこの一言がうまく再現できないのです。

        5まとめ

        声楽講師は身体の専門家ではありませんから、このように体の作りを一から教えてくれる先生はほとんどいません。声帯の仕組みや共鳴腔の仕組みを教えてくれる先生すら少ないのが現状です。

        しかし、声楽発声、ボイストレーニングは、イメージだけで持っていくには限界があります。もっとフィジカルな面からもアプローチしなければ壁を超えていくことができないのです。

        多くの生徒さんと向き合い、また、多くの声楽家や歌手と議論した結果からも、この理論的な体の使い方を習得する事は、声に対する多くの壁を乗り越えていく大きな助けになると確信しています。

        自分の発声を見つめ直す時、今一度、自分の身体の作り、身体の状態に耳を済ませてあげてください。ちょっとした気づきやちょっとした調整で、劇的に声が改善されていくこともありますよ。

        TONE音楽教室では、発声の仕組みを個々の体の歪みなどの点から改善していくアプローチに力を入れたレッスンを用意しております。

        こちらから詳細をご覧ください。

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